上海市 上海市人民政府による「上海市における外商投資事業の許可及び登録に関する管理弁法」の公布に関する通知
概 要
上海市政府は1月12日、「上海市における外商投資事業の許可及び届出に関する管理弁法」を発表した。「弁法」は、計6章43条から成り、総則、事業の許可、事業の届出、監督管理、法的責任、及び附則を含む。
「弁法」は、海外投資家、外商投資企業が上海市で新たに投資又は買収合併した固定資産投資に関する事業に対し適用される。
「弁法」では、投資者の投資自主権を保護し、事業に対する市場見込み、経済効率、資金の出所、及び製品の技術的解決方法等について海外投資家及び外商投資企業が自ら決定し、自らリスクを負い、事業の許可及び届出を管轄する機関による、投資自主権への不適切な関与並びにネガティブリスト以外の分野での外商投資企業に対する単独の参入制限の設置の禁止を定めている。また、「弁法」では、届出に関して、オンライン届出に必要な情報、届出の訂正及び完成、届出の変更、届出の証明等について詳細に定めている。
事業の登録及び届出を管轄する機関は、許可及び届出に関する所定の権限、及び「許可部門による監督管理、管轄部門による監督管理」という原則に基づき、オンライン監視、現地調査等により、外商投資事業に対する手続き中・手続き後の監督管理を強化し規範化する。また、事業の許可及び届出を管轄する機関並びに事業に対し法により監督管理の職務を担うその他の部門は、「統一システムによる手続き」により監督管理情報を共有することができる。
