深セン市 深セン市の3部門が金融業の重要分野におけるリスク管理を強化するよう求める
概 要
深セン市銀行保険監督管理委員会、地方金融監督管理局、及び中国人民銀行深セン中心支行は11月5日、「金融業のサービスに係る新たな発展の枠組みの推進に関する指導意見」を共同で発表し、その中で、各種金融リスクを有効に防止し解消することを求めた。
「意見」では、金融業の対外開放の拡大を求めている。開放により改革・発展を促すことを継続し、金融業における国外向けの重要政策を実施し、参入前内国民待遇及びネガティブリストによる管理制度を実施し、中国内外の待遇一致の原則に基づき、中国内外の各主体を公平に扱う。財産管理、不良債権処理、専門ファクタリング、消費者金融、年金保険、健康保険等の分野において外資金融機関が深セン市で営業することを積極的に奨励する。条件を満たす金融機関に対し、法人、分枝機構、特約店の新設等により深セン及び広東・香港・マカオ大港湾区で業務を行うことを奨励する。外資の銀行・保険機関に対し、業務上の必要に応じ分行、子会社等の分枝機構を合理的に設置することを奨励する。銀行・保険機関の海外進出を奨励し、条件を満たす銀行に対し、海外の中国系企業が集まる地域で秩序を持って成長し、「一帯一路」の方針に基づき、金融サービスのレベルや国際競争力を向上させることを奨励する。
