北京証券取引所が11月15日から開業
概 要
11月15日、北京証券取引所が開業し、開業式が北京にて盛大に開かれた。北京市共産党委員会書記の蔡奇氏と中国証券監督管理委員会党委員会書記・主席の易会満氏が北京証券取引所の開業式にて共同で上場の鐘を突いた。
易会満主席は、その挨拶の中で次のように述べている。北京証券取引所の開設は、中国共産党中央委員会、国務院による新たな発展の枠組みを構築し、高品質な発展を推進するための重大な政策決定であり、多層的な資本市場を更に整備し、中小企業の金融支援体制の整備を加速させ、イノベーション主導型の発展及び経済の構造改革と高度化を推進するために重要な意義があることである。北京証券取引所の正式な開業は、昨年7月のセレクト層の正式な発足に続いて、新三板の改革を深化し資本市場の高品質な発展を促進するための重大な革新的施策であり、また、新三板が市場で営業を開始してから8年経ち、中国の特色ある資本市場において金融包摂を積極的に進めていく上での新たな起点となるものである。
北京証券取引所は11月12日、「北京証券取引所による適格国外機関投資家及び人民元決済適格国外機関投資家の証券取引に関する実施細則」等6つの業務規則を発表し、それらは2021年11月15日から施行された。これらの規則は、株式の発行及び上場、融資・買収・合併、会社の監督管理、証券取引、会員の管理、及び投資家の適格性等の分野を規定しており、以前発表された45の業務規則とともに北京証券取引所の自主的行動規範体系を形作るものである。
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